イチローがピート・ローズ超えた!☆祝☆

ピート・ローズの持つMLB最多安打数4256本を日米通算ではあるがついに抜きました。4257本目は綺麗な2塁打。前の打席が内野安打だったのでほっとしたとともに嬉しかった。

この合算についてローズ氏は「高校時代の記録を加算しようとしている」と批判的なコメントを発表している。

一方で『ESPN.COM』ジム・ケイプル記者が

“ローズがいうように日本のリーグはそんな低いのだろうか?”と疑問を投げかけ、イチローが日本時代に1試合平均1.3安打を放ち、メジャーでは移籍後10年間で1試合平均1.41安打をマークしていること。一方のローズは、どの10年間を切り取っても1試合平均1.3安打以上を打ったことはないといったデータを紹介し、イチローは日本時代よりもむしろメジャーで結果を残していることを伝えた。

http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201606160005-spnavi?p=2

 と反論している。

私は日米のリーグ比較するのは妥当ではないと思っている。レベルが低いのだろうか?と聞かれたらレベルは低いと答えるしかない。日本で活躍したからといってメジャーでそのままやれないことがほとんどだからだ。特に打者は中島、西岡、松井稼頭央、福留、青木などの日本を代表するバッター達が軒並み苦しんでいる。一般論としてはNPBの成績は信用できない。王さんの868本もだ。

しかしイチローは特別な例外だ。青木らと違ってメジャーでのほうが打っている。そして10年間の1試合平均でローズよりも打っているのだ。この点で「もしメジャーでやっていればローズより上だったかも」と想像できるのだ。日米を比較するのではなく、イチローとローズ、あるいはMLBを比較すると違ったものとなる。だからこそ、アメリカ人の有識者MLB選手達の一部もイチローの記録を認めてくれるのだろう。

これはifの話であり、参考記録だ。正式な記録でないことは百も承知。我々にとっては酒の肴というか、あーでもないこーでもないと話し合うネタでいいのではないか。そして、お祭りムード、すなわち祭りを楽しめばいいんじゃないかと思う。

イチローの記録達成後はこんな風に祝福されたという。

ファンは総立ちとなり、打たれたロドニーもイチローを祝福すると、ショートのアレクセイ・ラミレスは拍手を送った。初回は、クリスチャン・イエリッチのヒットで生還すると、ダグアウトでもみくちゃになった。ケチがつこうが偉大な記録であることに変わりはなく、ファンも、相手選手も、味方の選手も、あのローズを超えた瞬間、一様にイチローを称えたのだった。

 

 打たれたピッチャーも、相手選手も、アウェイなのに相手のファンも喜んでくれ、味方にもみくちゃにされるような空間・雰囲気を楽しめたなら、そこに大きな価値があったのだと思う。

 

 

 

イチロー262安打記念ウォッチ

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