【ドラマ】 OLですが、キャバ嬢はじめました 第2話 感想

先週から見始めたドラマ『OLですが、キャバ嬢はじめました』。前回はそれほどおもしろくなかったですが今回はいろいろと勉強になりおもしろかったです。

No.1キャバ嬢・姫乃(石川梨華)から「基本的なことがダメね、お芋ちゃん」と言われた主人公の菜奈子(倉持明日香)。お客さんからも田舎臭いなどと言われて即チェンジされてお水の世界も甘くないことを思い知らされていた。

翌日、夜の仕事が影響したのか昼の仕事の会社に3分遅刻してしまう。すると先週もガミガミうるさかった嫌な上司に厳しく叱責される。セクハラも受ける。しかしここから空気が変わった。キャバクラで覚えたテクでセクハラをかわし、次の部下が叱られているのを聞いて自分の悪かった点に気づく。

「お前、何だその頭は。その頭でお客様の所に行くつもりか?トイレ行って直してこい!」

菜奈子はキャバクラにノーセット(髪)、薄メイク、ノーアクセ、レンタルドレスで出勤していた。神セブンと言われる他のトップランカーのキャバ嬢たちはすべてが完璧に決まっていた。「身だしなみ」という基本的なことがまったくできてなかったのだ。人は見た目が9割と言われるように、ただでさえ見た目は重要なのに見た目を売りにしているキャバ嬢がそれを疎かにしていたのだから相手にされなくても仕方なかった。

第1関門突破

キャバ嬢2日目。バッチリ服装やメイクを決めて出勤した菜奈子は同僚や店長から認められる。そして店長から3番テーブルについてくれと言われて行ってみると昨日チェンジされた客だった。恐る恐る挨拶してみると「かわいいじゃん!」。客からも好評でそのままテーブルにつき場も盛り上がった。そしてこの客はヤクザみたいで凄く恐い外見だったが、話してみたらシャイでいい人だった。見た目は人を表しているが、人は見た目じゃわからない、話してみないと本当のところはわからないことを知る。これは誰もが経験していることだろう。色眼鏡で見て判断せずに実際に話してみることが重要だと思う。

野球・政治・宗教の話はタブー

何を話したらお客さんが喜んでくれるかを考えて野球の話をした菜奈子だったが客からキレられてしまった。野球や政治などの話は熱くなりやすいのでタブーだと店長から教えられる。私も政治の話とかは知らない人とは話さないほうがいいと思っている。もちろん宗教や民族問題とかも。イデオロギーとかが絡むと人は激しくなる。

どうしたらお客さんを楽しませることができるのか?キャバ嬢の仕事は高い金をもらってるだけに客を楽しい気分にさせなければならず結構大変なのかもしれない。

データ管理が命

何を話すかというよりも「相手のことを知る」「相手を大切にする」ことが最大のポイントだという。名前を覚えておくのは当たり前として、相手のすきなことや家族の誕生日まで覚えておくことが重要。それには「メモ」を取るのが有効。名前や会話の内容を細かくノートに記しておけ。これが秘訣だ。

No1キャバ嬢は「私は全部ここに記憶しているから」と頭を指さした。トップを目指すならこのぐらい本気でなければならないだろう。記憶するぐらい頭の中で反芻する。どれだけその仕事に本気で取り組んでいるかで差はついてしまう。本気になることが最大の秘訣なんじゃないかと思った。

 

OLですが、キャバ嬢はじめました (コミックエッセイの森)

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