本棚

今週のお題「わたしの本棚」

私の本棚にはあまり本が入ってません。父に「床が抜けそうだから外に出せ」と言われ一部外にあるのと、本棚には軽そうな荷物を入れて見えないような場所に本がしまってあります。それでもあまり不自由はないですね。昔はブックオフに行っては100円本をしこたま買っておく人だったのですがネットの普及でネット上の記事だけで十分な上に電子書籍もちょくちょく買うようになったので紙の本を開いて読む機会は減りました。

電子書籍のほうが場所を取らないし綺麗なのでそっちのほうがいいですね。

【ドラマ】せいせいするほど、愛してるの感想

TBSテレビの火曜ドラマ『せいせいするほど、愛してる』第1話を見ました。

フィギュアスケートグレイシー・ゴールドがゲスト出演したり、ティファニーが舞台だったりでゴージャス感があり見ていて目の保養になりました。赤坂迎賓館が出てきたりアーティスチックで華やかなティファニーの会場が素敵でした。

ドラマを見る前に無料漫画の1巻を読んでいましたがこちらは華やかだし内容も大幅に変更してあるので結構楽しめました。ストーリーが練られており、金や時間をかけて作られているので漫画より内容が良くなってましたね。

特に、栗原未亜(武井咲)の仕事(ジュエリー)に対する思いをしっかり描いている点、未亜の手帳を盗み見て副社長・三好海里(滝沢秀明)に褒められたシーンなどはポイントが高い。印刷工場に乗り込んでいったり、グレイシーに直談判しようとしたり、ブックレットの仕事を一生懸命やる未亜に好感が持てました。不倫に対して否定的な態度を示したのも世情を考えると妥当なところ。

三好海里のほうも、滝沢秀明は何とか合格圏内。もう少し背が高くてガッシリしている男のほうが良かったが、顔に気品がありエグゼクティブな役として悪くはない。結婚生活のほうも訳あり感がそれなりに出ておりそこそこ深みがありそうな期待感を抱いた。ドラマには1度見て十分なドラマと繰り返し見たくなるドラマがあるが、このドラマは後者だった。次回も見ることにしよう。


ハーグの仲裁裁判所、中国の九段線主張を「法的根拠無し」と否定

オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、中国が南シナ海をほぼ囲むように設定する独自の境界線「九段線」について、「歴史的権利を主張する法的根拠はない」との判断を下した。

中国の赤い舌と呼ばれるあの線を地図で見ると「どんだけ強欲なんだよw」と笑ってしまう。ASEAN諸国の領土以外はすべて中国の海として囲っていてさすが中国だと思い知らされる。

また、南沙(英語名スプラトリー)諸島で中国が造成する人工島に関しても排他的経済水域EEZ)は生じないと判断された。島とは認められなかった。

これに対し中国は仲裁裁判所には管轄権がないと対抗するだろうが、フィリピン側に大義名分が得られたことが大きい。これで日米は関与しやすくなる。結局はアメリカのやる気次第だろうが、海洋国側が連帯しやすい状況になったことは間違いない。今後中国、そしてロシアがどう出るかが興味深い。

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【ドラマ】時をかける少女の感想

日本テレビで始まった『時をかける少女』の感想です。主な登場人物:芳山未羽(黒島結菜)、深町翔平 / ケン・ソゴル(菊池風磨Sexy Zone))、浅倉吾朗(竹内涼真)。主題歌:LOVE TRIP(AKB48)、エンディング曲:恋を知らない君へ(NEWS)。

第1話

最初の食卓のシーンから気に入った。「お姉ちゃん、冷蔵庫に入っているアイスあたしのだから食べないでよね!」。子どもの頃のことを思い出した。私もよく弟にジュースを飲まれ、アイス、プリンを食べられては怒っていた。なんで勝手に人の物を食べてしまうんだろうと昔は不思議に思っていたかもしれないが大人になると世の中には平気で嘘をつく人や自己中な人、調子のいい人など、いろいろな人がいるもんだとわかるようになる。こういう何気ない1シーンで昔の記憶を思い出すというのは心地よい。

前髪を切り過ぎちゃって学校行けないという話もよかった。こういう話は共感が得られやすいと思う。個人的には切りすぎたほうの髪型がかわいかった。後にタイムリープしてカットを取りやめたけど、もっさりした感じで重くなった印象。

他にも何度かタイムリープしていたがどれも子どもっぽくてかわいい内容だった。アイス食べちゃったり、割ってしまった石像、できなかった黒板の問題、水道の蛇口、ジャンケン、有名人のシーン等々。

そうした1つ1つのシーンも小気味良く楽しんでいたがやはり七夕祭りのチャプターが最大の見所だった。吾朗から告られないようにするために何度もタイムリープするとは・・。普通は何かを成功させるために使わせるもんだが告られないようにっていうのはやられた。見てて吾朗がかわいそうだったけど。

翔平と未羽の関わりも良かった。というか黒島結菜の演技が非常に魅力的だったと思う。この娘はNHK教育番組『テストの花道』に出ていた時はじめて見たけど女優だとは知らなかった。あまりタイプではないけれどもこのドラマは黒島ばかりに目がいってしまっていた。とても存在感があったと思う。

第2話

冒頭のキスを迫られる夢のシーンがgood。「友達同士ではキスしないよ」と逃げる未羽、「吾朗とはしてたよね」と迫る翔平。

その後の吾朗と翔平のやり取りも◎。「2人が同じ人を好きになってもいいのかな?」「吾朗はキスしたことあるの?」「未羽はしたことあるのかな?「わかんない。ってことはまだってことだよな」「よし!」という展開がよかった。菊池風磨の翔平役が凄くはまっているのだと思う。このドラマの主人公たちにとても魅力を感じている。


臓器移植の人たちの話はあまり興味が湧かなかったが、何を撮りたいのか全然わからなかった未羽が思いを伝えることもできなかった女学生と「勘違い」程度としか気づいていなかった相手の先生に共感と不満を持ち、本当に自分が撮りたいものに気づいた話は勉強になった。人生において最も重要なのはこういうことなのだから。写真を撮るにしても、ただ風景や人物を撮っていても意味がない。最高の一瞬をカメラに収めてこそ意味を持つ。その写真について「こういう状況でこうだったんだよ」とみんなに語り、伝えたくなるようなこと、自分が熱くなっているようなことに価値がある。

このドラマは原作がいいし役者もいい演技をしておりなかなかおもしろい。

 

時をかける少女|日本テレビ